Jury gave a ruling.


English Original

国際審判員の裁定下る。衝突の3隻、3時間のペナルティ。


ニューヨーク・バンディーレースのレースと安全規則を司るフランスセーリング連盟によって任命された独立国際審判員は昨日(6月3日金曜日)レース初番で(未確認物体との衝突で)ニューポートに向かわざるを得なかった4隻のケースについて裁定を下しました。

 

4隻は、セーリング規則で定義されている、航行禁止エリア(TSS往復航路分離方式)に入りました。

 

サフラン、ノー・ウェイ・バックそしてセント・ミカエル・ビルバックの3隻は3時間のペナルティを受けることになりました。彼らは、フィニッシュラインに達する前に、3時間の間合いを取って、彼らが適切で安全だと考えた時、2回、GPSで1マイルの範囲に限った同じ地点を行き来することで、ペナルティを完遂することが求められています。バンク・デ・ポピュラリエールはすでに棄権しているのでペナルティは課せられません。

 

TSSエリアは、自動車高速道路に比較しうる、海の非常に交通量が密集している場所で、普通は帆走する船にも開放されています。それは進行方向を守るだけではなく、必ず見かけ90度で横断しなければなりません。

 

しかし、レースのスタート前に全スキッパーを集めた説明会で、参加した全スキッパー達との協議の結果、スキッパー達と審判員の間で、はっきりとした安全性と明瞭性を確保するために、これらのエリアに入ることを禁止する紳士協定が結ばれていました。

 

このような状況の中で、審判員は、規則が破られたかどうかを決め、それから違反によって得られた利益をもとにペナルティの度合いを評価します。今回のケースの場合は、利益が得られたかどうかよりも、そのエリアを避け、しかるべく規則を遵守した場合かかったであろう時間が見積もられました。

 

国際審判員によってなされた決定はセーリングのレース規則で定義されているように最終的なものです。

 

Translated by Watson Courtier.  on July 15. 2016