Kojiro's Challenge for the Vendee Globe.


English Original


日本人スキッパーが最も過酷な海へ挑戦申請。

48歳のヨットマン白石康次郎はバンデグローブへ日本人として初めてエントリーをしました。なんと、彼はつい最近、市場でIMOCA適合のモノハル型ヨットの一隻を購入したばかりです。

IMOCA: International Monohull Open Class Association.ヨットの基準、決められた長さ、安全性能などをクリアーしていれば適合。VGはIMOCA基準艇でないと参加できない

しかしながら、彼は、いまだ彼の資金不足を補い、登録の儀式を終了させ、そしてこのレースに出ることを承認させなければならないということを今まさに始めたばかりです!

 

東京で行われた記者会見で、白石康次郎は2016年11月のバンデグローブに参加する彼の気持ちを表明しました。彼の師匠である故多田雄幸氏に敬意を表して「Spirt of Youkou」と名付けられるIMOCAモノハル艇のスキッパーは「セーリングは全世界と関わりを持つ唯一のスポーツです」と言いました。

故多田氏は長岡市で1930年に生まれ、タクシー運転手をしていました。1982-1983年の最初のBOCチャレンジのクラスⅡでの勝利を信じていたと同じく敬虔な仏教の教えも信仰していました。

 

白石康次郎はヨーロッパの外洋レースの世界で必ずしもまったく知られていない名前ではありません。

彼の最初の著名な仕事はおそらく巨大カタマラン「エキスプローラー」号に関わって1998年にブルーノ ペイロンのクルーとして勤めたの彼の役割だったでしょう。その時、後半は横浜とサンフランシスコ間の太平洋横断の記録を破りました。私たちは、世界を寄港しながら単独で回るVelux Five Oceans に参加する以前、26歳の時、彼は単独世界一周をすでに成し遂げていたということを同じく思い出さなければいけません。

スイスの伝説バーナルド スタンの113日に遅れて、118日で彼が2位の地位を確実にした2006-2007 Velux Five Ocians は彼の優秀性を見せつけたレースでした。

記録をみると、白石康次郎によってその時操船され帰ってきた船は同じく「Spirit of Youkou」という名前でした。世間ではかつて別のスイスのセーラー、ドミニク ワブルによって操船されたテメノス(Temenos)として知られていた船でした。もっと最近では、2008年、白石康次郎はフランス人のセーラー ライオネル レモンチョイスによって操船された記録に挑戦する最大のカタマラン「Gitana 13」のクルーの一員でした。

 

日本でのヨットセーリングの啓蒙

白石康次郎はバンデグローブ2016に参加するための彼のプロジェクトが彼の母国での外洋ヨットレースへの促進の重要な一歩だということで、日本ヨット協会より支援されています。彼は記者会見の間中緊張して、「私はバンデグローブへ参加する最初の日本人セーラーになりたい、最後になりたくない、」と言いました。白石康次郎はニューヨーク(USA)とバンディ(FRANCE)との間の大西洋横断への情熱と、このプロセスでバンデグローブへの参加資格を取りたいことを語りました。

バンディグローブへの正式参加資格はこの大西洋横断の記録が条件を満たせば与えられる。)さらに来月、予算不足を補うためにクラウドファンディングを立ち上げると話しました。

(as of Apr.13 2016.)

 

翻訳:Watson Courtier. on July 17 2016.

©All copy right around this translation is reserved by Watson Courtier. Yokohama Japan.

 

 

 



The Japan Times. Apr.07 2016.

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この記事の英文の原版はシステムの安全上の問題を考慮して写真に貼り付けをしていません。

翻訳:Watson Courtier 2016年7月17日

 

 

白石康次郎、評価の高い世界冒険の旅へ

白石康次郎は彼の30年来の夢を実現するために気持ちを高揚させている。

ヨットマン白石はこの11月6日に始まる、世界一周シングルハンドヨットレース、バンデグローブに挑戦する。48歳の白石は4年に一度開催されるフランスのレ・サーブル・ド・ロンヌからスタートし戻って来る、世界でもっとも有名なヨットレースに参戦する初めてのアジア人になるだろう。「日本人はこのスポーツになじみが薄い。しかし、これは全世界を相手にできる唯一のスポーツだと私は思います。」白石は2016年4月7日木曜日の東京記者クラブでの記者会見で喜びにあふれて言った。「スポーツゲームはふつう数時間で終わります。しかし、私たちは競技を2000時間続けます。」白石は彼がヨットの師匠と仰いだ故多田雄幸氏の弟子であったときからこのようなレースがあることを知っていた。そしてそれ以来、スキッパーとしてレースに参加したいと思っていた、と語った。

 

「そのために私は30年を要した」と白石は笑いながら話した。「私はこの間自分を鍛えた、そして私はついに最初のアジア人として、このレースのスタートラインにつくことができた。」

 

東京生まれの白石はいつも彼の師匠に敬意を表して「Spirit of Yukou」と名前を付けたヨットを過去のレースで操船してきた。それは11月6日に始まる第8回のバンデグローブでも変わらないだろう。今回、白石は、60フィートの、普通ならおよそ10人で操船される長船体のヨットを一人で操船する。

 

おおよそ、27隻のヨットが今年のバンデグローブに参戦すると予想されている。フランスの港を離れると、スキッパーは喜望峰へ向けて南に進路を取り、東へ向けて進路を保ち、ホーン岬と南極大陸の間のドレイク海峡を抜けて、そして最終航路に向けて北に進路を取る。

 

レースはスタートからおよそ80日間かかると予想されている。最初の3回のレースでは入賞者達は実際に100日以上かかってフィニッシュしている。4年前の前回のバンデグローブでは20隻が参戦し11隻がフィニッシュしている。

 

白石は、競技には運が大きな役割を果たすけれども入賞を目指す、と言った。過去7回のレースでは、すべての入賞者はフランス人だ。そして上位3位に入るのはフランス人とイギリス人だけで、他の国の人はいない。

 

バンデグローブはフランスでは大きな注目を集めてきた。調査資料によると、2012-2013のイベント(バンデグローブ)はツールドフランスとテニスのフレンチオープン以上にもっとも大きなメディアの注目を集めて、合計200万人のフアンがスタートとフィニッシュの時にレ・サーブル・ド・ロンヌを訪れた。

 

白石は日本の子供たちに普通にレースやスポーツを啓蒙することがこのレースに参戦することと同じように重要になるということを強調した。

 

白石は「私はこれに参加する最後の日本人になりたくない、」と言った。彼はかつて26歳の時単独世界一周航海をした世界で最も若いセーラーだった。「できることなら、このレースに参戦するもっと多くの日本人がいてほしい。」

 

2007年に白石は、各区間を帆走する、別の世界一周単独ヨットレース、Velux 5 Ocians Race (ファイブオーシャンズ)のクラスⅠカテゴリーで2位入賞を果たした。

 

河野博文、日本セーリング連盟会長は声明を発表して、「白石さんのバンデグローブへの挑戦は日本のヨット界において、日本で開催される2020年夏の東京オリンピックそし2017年アメリカズカップに参戦するソフトバンク・チームジャパンに次ぐ、3番目に大きな良いニュースです。」と言った。

 

白石は、5月29日にアメリカの港を出てレ・サーブル・ド・ロンヌでフィニッシュするバンデグローブへの予備戦(これで条件を満たさないと本戦参加資格が得れない)で、ニューヨーク、バンディ(フランス)間の大西洋横断を行う予定だ。

(as of Apr.14 2016.)

 

翻訳:Watson Courtier on July 17 2016.