Colman ケープ岬を周る、1月12日

Colma at Cape Hone.


English Original

Colman ホーン岬を回る。

1月12日

ニュージーランドのConrad Colmanは今朝、成功裏に彼の初めての単独世界一周レースでホーン岬を完全に周りました。一方で、およそ4000マイル北方で、Jean Pierre Dickは赤道に急接近しています。

 

Foresight Natural Energy 号のスキッパー、Colmanはバンデグローブがフランスのレ・サーブル・ド・オロヌ港で始まって以来66日16時間14分で、UTC04:16に10位で有名な道標識、ホーン岬を通過しました。Colmanのオーストラリアの西のリーウイン岬からの行程は24日23時間44分、そしてホーン岬を9位のEric Bellionに遅れること13時間27分でした。

 

この33歳に取って、セーラー達の間での神秘的な地位をほしいままにしているホーン岬は、3回目の経験で、彼は前回、2012年のグローバル・オーシャンレースと2014年のバルセロナ・ワールド・レースで通過しています。しかしながら、今回は彼は初めて単独で周っています、そしてColmanはこの瞬間を一緒に楽しめないことを悲しいと認めています。「ホーン岬は、特に船乗りや冒険家にとってはこの様に感動的な場所なのです、”と彼は言いました。「非常に寒い場所です、世界の果てです。しかし、私はこの瞬間を誰とも共有することができないのを恥ずかしいと思います。いつか妻と一緒に戻って来て、旅行者として旅行したいと思っています。岬の端を回りヨーロッパに向かって大西洋に入るのはいつも偉大な瞬間です。南氷洋にお別れするのは、同じく悲しい瞬間です。そこは船乗りたちに取って心と気持ちの中で本当に特別な場所でした。私は、追い風のいい状態の中でフォークランドの東を通過してゆくと思います。それは南大西洋へ私をうまく送り出してくれます。」

 

一方で。バンディグローブの経験豊富なJean-Pierre Dickは今朝、4位で赤道の70マイル以内に入りました。この4回目のバンディグローブを戦うDickは安定した12ノットのスピードで最新の順位を更新しUTC12:00に北大西洋に突入する予定です。バンディグローブのリーダーのArmel Le Cleac'h は今朝、さらに50マイル2位のAlex Thomsonとの差を広げました。そして252マイルを稼ぎ、フィニッシュ・ラインにわずか2000マイルとなりました。無風地帯を抜け、北へ進むために我慢をした低速と、その後の複雑な大西洋の日々の後、この両者の先頭艇は今朝17-18ノットに上がっていました。しかしながら、彼らは両者がカナリア諸島の緯度へ近づき、さらにレ・サーブル・ド・オロヌ港へ彼らの進路を取るにつれて再び速度を落とすでしょう。現在の到着予想時刻は1月19日木曜日です。

 

Will Carson / M&M

 

引用

Jeremie Beyou (Maitre CoQ号):

「私は貿易風の向かい風の中で打たれていました、しかし、昨日の夜からそれは落ち着いてきました。嵐の中の天候で5日間を過ごした後、今本当にそれが顕著になってきました。そして南の貿易風を完全にやり過ごした後、私は最終的にスコール、ひどい雨、そして雷雲を伴った嵐から逃れました。私は30時間、西からの風を受けていますが、それはうまくここでいつになく収まりました。この混乱の中で多くを失いました。無風地帯は私に取って行道だけではなく帰り道でも良くありませんでした。今20ノットの北東の風を受けています。素晴らしい月が出てきました、あたかも夜など全くなかったかのように、トリムをとり作戦行動に気を使うことができます。」

 

Didac Costa (One Planet, One Ocean号):

「私がメインセールを修理してから4-5日、いい調子でした。そのセールの恐ろしさは私に恐怖を残しました、そして修理したヘッドセールを後に使うために残しておくという考えを持ちました。しかし、ここ数日間の風はブラストリーチャーを揚げるのに適していました、そのセールは25から30ノットの風で使われるものでJ2よりももっと早く走ることができます。いい天気の中にいて、それを手に取ることができるとわかったのは幸せでした。そして、私はそれを使い果たそうとしているとわかっていましたが、それを掲げました。私は同じく修理したステイセールを風の角度が狭まり、弱まった時にも使いました。今、私は新しい低気圧につかまりそうになっています、その風は40-50ノットに達します。予想されるホーン岬の航路は容易ではありません。」

 

翻訳:Watson Courtier

as of Jan 14 2017.